
<2025/11/6(木) 13:00公演 S席1階M列20番代前半 @天王洲銀河劇場>
本当に何の前知識もなく見に行ったのですが、一幕の演出と脚本の皮肉がキツすぎて、エグいを通り越してグロく感じて気持ち悪くなってしまいました…。ラジウムがトラウマになってしまった。
前知識なくても登場人物全員死ぬことは一幕序盤でもうわかったので、何らかの救いをお願い頼むという気持ちでずっと見ておりましたが、救いは…亡くなった方々の存在と名前をマリーが己の胸に刻み、罪悪感と正義感を背負ってその後の人生を生きる糧にする、という流れだったので、全く無くは無いですが、亡くなった方々自身が亡くなった時点で救いの気持ちを得られた訳ではないし、なんとも…。どちらかというと、私の中では「あまり救いはなかった」という部類。つらい。
二幕ラストでは大泣きしたので、とにかく泣きたい人にはオススメできる演目かもしれません。でも幸せはない。ない。
なんの気構えも防御姿勢もなく見たので、ルーベンの人の心のなさに精神的ダメージをかなり食らってしまってしんどかった…。水田航生さん、とてもお上手な方なんですが、今回は私にはキツかった…舞台上のキャラが…。
星風まどかちゃんのマリーはすごく良かったけど、初演で愛希れいかさんがキャスティングされたのに大納得だし、れいかマリー見てみたかったなあ。
ちょっとあまり感想が出ないんですけど、この舞台、人生2度目の開演に遅刻するという大失態をやらかし、冒頭7分くらい見逃してしまったんですよね。
初訪問の銀河劇場へモノレールで行こうとしていて、ホームに来ていた電車に飛び乗ったら、特急で羽田空港まで運ばれてしまったという…。劇場がある駅なら特急も停車するだろうと何も考えず何も調べなかったのが敗因です。劇場がある駅でも特急が停まらないこともあるのです。天王洲アイルには特急は停まらない!!学習!!
劇場に入った時には既にマリーとアンヌが出会っていたので、冒頭からちゃんと見てどんな出会いなのか知りたかったなあ。なぜあの二人が親友になったのか、ずっと親友であり続けられたのか、その後の場面で歌や演技を見ていてもあまりしっくり来なかったんですよね。うーん。
アンヌの存在や役割にもっと何かを感じたら別の感想になったかも。
私はマリーとアンヌのシスターフッドよりも、マリーとピエールの夫婦愛の方に惹かれたし、ピエールめちゃくちゃいい人じゃん!!?と感動して、夫婦愛の掘り下げをもっと見たかったなと思いました。でもそれじゃ平凡な演目になっちゃうのかな。
ピエール、理想の伴侶だったなー。マリーみたいな妻を持ったら凡夫だったら大変だったと思いますが、さすがノーベル賞夫婦。お見事でございました。
