黄金羊の観劇記

観劇・映画・読書の感想を好き勝手に書いてます。東宝・宝塚・劇団四季中心、海外ミュージカル(墺英米)贔屓、歴史好き。

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」初回感想

<2022/10/19(水) 12時15分公演 J列30番台サブセンターブロック>

 

 

ま、魔法だあーーー!!

すごい!!こんな舞台見たことない!!これはもうアトラクションでは!!!?ディズニーランド好きな人とかはきっと好きだと思います!!

 

という訳で、チケットにご縁があって、行ってきましたハリポタ舞台!!

原作の脚本は発売時に読了済で、物語が良いことは知っているので期待大!!

そしてゴールデンスニッチチケットでの観劇でした!!私が当てた訳ではなく当てた人に同行させて貰ったんですが、当たるもんなんですねこれ!!!
ゴールデンスニッチチケットは存在しました!!!!舞台と一緒に記念撮影!!(開幕までの間、フラッシュを使わなければ撮影可能でした)

 

 

初回は石丸幹二さんのハリーで見てみたいと思っていたけど、やっぱり幹二さんハリーを最初に見て個人的には大正解!!脚本で読んでると本当に酷かった原作ハリーの毒親っぷりが、幹二さんのキャラと優しさでいい感じに中和されて、劇中ずっとハリーに対して「酷いこと言ってはいるけどなんとか救いがありそう」「芯は人が良さそうな」と思えた…!!

 

脚本で読んだ印象よりアルバスはネガティブな隠キャで、スコーピウスはオタクでした。凸凹じゃなくて二人とも教室の隅っこにいる隠キャコンビなのね?この二人。キャストによる印象かもしれないので別キャストでも見てみたいな。

福山アルバスは脚本の印象とけっこう違った。アルバス、今回の舞台だといつもキレてて怒鳴ってて情緒不安定なキャラに見えたのですが、脚本ではもう少し落ち着いている印象だった。あ、でも脚本より「子供であること」と「有名人の子供であること」がよく伝わりました。アルバスは、世界で一番大切な人はスコーピウスって言い切るのが…尊いですね…。

門田スコーピウスは脚本の印象よりコメディに寄っててちょっと陰気でだいぶオタクでしたが、良いキャラで好感度高かったです!!

 

脚本を読んだ印象ではアルバスとスコーピウスの二人が圧倒的主人公だったけど、舞台ではハリー・ロン・ハーマイオニーの存在感が大きかった。なるほど、ポリジュースで変身してる場面も含めたらそうなるか〜。

舞台版ハリポタの宣伝のキャスト順だと、ハリー・ロン・ハーマイオニーの親世代が主人公みたいで不思議に思っていたけど、舞台上での存在感の強さを考えたら納得。

 

ハリポタは原作を読んで想像したり、映画で見ても楽しめると思うんですが、

生の舞台で目の前で魔法が繰り広げられるのは、原作とも映画ともまた違った楽しさがありました!!!

魔法というか、目まぐるしく展開していく舞台上の仕掛けが驚きの連続で、しかも速いので目と頭がついていかない!!情報量が多い!!演出が良い!!

舞台上の人物たちがマントをばさあっ!!って翻す動きが毎回カッコよくて痺れる〜〜!!ハリポタは世界観が完成してるんですよね…!!

「観劇した」と言うより、ハリポタの世界を生身で「体験した」と言う方がふさわしい、そんな舞台でした!!

 

ロングラン上演ありがとう、超楽しかったリピートしたいです!!

原作読まないとついていけないから予習は必須ですけど、たくさんの人に体験して欲しい、この楽しさ!!

あ、休憩含めて約4時間はやっぱりちょっとキツかったですが、2日に分けられるよりは1日でまとめて見られた方が良いと思うので耐えるしかない!!頑張りましょう!!

 

次回のチケットはいつ見ようかな〜!!

もちろんゴールデンスニッチ・チケットに申し込む予定です!